Tweet
オーガスト・プルマンは10歳のふつうの男の子。
ただし、顔以外は。
生まれつき顔に障害があるオーガストは、
幼い頃から人にこわがられたり、
ぎょっとされたりすることが多かった。
10歳ではじめて学校に通うことになったが、
生徒たちはオーガストの顔を見て
悲鳴をあげ、じろじろながめ、
やがて「病気がうつる」と避けるようになる。
一方で、オーガストの話を面白いと感じる同級生は
少しずつ増えていった。
そんなとき、夏のキャンプで事件が起こる……。